知っておきたい着物買取のコツ

2016年01月30日(土)
【要らなくなった和服を整理す】
要らなくなった和服を整理する際、振袖以外の正絹の着物でもなかなか良い値段がつくことがあります。


けれどもウールや化繊の着物というと、新しくても元の価格が安いですから、小額でも買い取ってくれるなら良いほうで、当初から引取対象外にしている店もあります。


リサイクルチェーン店や街の古着屋なら、古着として買い取ってくれることが多いでしょう。


まずは問い合わせしてみてください。


着物買取に査定してもらうときは、喪服は例外的に考えたほうが良いでしょう。


一度に大量に査定してもらうのならその一部として値がつくこともありますが、喪服は買い取らないのが普通です。


和服の中古市場では、喪服に対する需要は少ないからです。


それを理解した上で、買取を希望するなら、数は少ないですが、喪服を扱う業者がないわけでもありませんから、最初からそちらを頼ったほうが手間がなくて良いでしょう。


もう着ない着物も、買取で高値がつけば本当にラッキーだと思います。


保管状態が良く、傷みがなければ高価買い取りの条件を満たしています。


柄に人気があるか、上質の素材だったり、仕立てが良かったりすれば予想以上のお金が手に入るかもしれません。


さらに、仕立てる前の反物だけでも買い取ってくれるところがほとんどです。


反物のままでも遠慮なく無料査定や相談を利用してみてください。


和服を売却する機会はそうそうないでしょう。


処分を考えているのなら、安値で買い叩かれないためにも中古着物買取業者のクチコミぐらいはチェックしておきましょう。


評判もサービスも良い業者というのをリストアップして、1社でなくせめて2社くらいに査定させ、その額を比較します。


買取値や査定理由が明確なところを選ぶと損することなく良い売却結果につながると思います。


着物買取の査定を受けるときにぜひ一緒に見せてほしいのが証紙です。


反物や着物についてくる証紙は、織り元や織物工業組合など、一定の基準を満たした製品であることを証明するために発行している登録商標のしるしです。


もう必要ないと思うのか、捨ててしまう方やきちんと保管していない方もいますが付加価値と言うより、買取に必要な書類の一つですので、査定までに見つけておいてください。


かさばる着物を買い取りに出したいと思っていても、点数自体が多いとか、わざわざ遠くの店舗まで行かなければいけないときは、持っていくだけで大仕事になってしまいます。


困ったときは、買取業者の訪問買取を活用してみませんか。


電話かネットで依頼すると自宅に査定士さんが来てくれます。


ただし、それなりの量に満たなければ受け付けないこともあるので、事前に電話で相談しましょう。


まとまった量の着物を買い取ってもらい、思いの外いい値段で売れるかもしれません。


一度にまとまった額が手に入れば、気になるのは税金、確定申告です。


普通、着物は生活必需品とみなされ、買取金額には課税されないはずですが、高級なものは美術工芸品とみなされ、売却金額に課税されることもあるのでケースによって違うと考えましょう。


少しでも気になるなら、確定申告の必要があるかどうかを知るために、どこの税務署でも常時相談を受け付けていますので、問い合わせをすすめます。


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