知っておきたい着物買取のコツ

2016年07月01日(金)
【伝統的な衣装である着物には洋服には】
伝統的な衣装である着物には洋服にはない良さがありますがその手入れには特有の手間がかかるものです。


まず季節ごとに虫干し、和紙を挟んでから形通りに畳み、保管も桐箪笥が望ましいということで実に大変です。


もしも、着ないとわかっている着物や、サイズが合わない着物があれば思い切って買い取りしてもらいませんか。


タンスの肥やしに日が当たることになりますし、お手入れもその分だけ楽になります。


実際、着物買取業者の取り扱う商品は幅広く、着物だけではなくいろいろな和装小物も同時に買い取っています。


買取依頼をするときに、着物と小物を合わせて査定してもらうといろいろな品を仕入れることができるので査定価格に若干上乗せしてくれる業者の話もよく耳にします。


和装小物は細かいものがいろいろありますが、どれでも使わないものを思い切ってまとめ、着物と合わせて宅配便にし、査定してもらうと不要品の処分と、買取が同時にできます。


振袖と言えば成人式ですが、その前後の思い出だの、思い入れだのあるようで、売るなんて考えられないという人も多くて当たり前ですが、振袖を着る時期を過ぎても、保管しておく手間を考えたら、手放してお金に換えることにすればいろいろな問題が片付くでしょう。


状態が良く、ものも良ければ思っていたよりも高値で買い取ってもらえるかもしれません。


思い出よりも、これからの生活に役立つお金が手に入るでしょう。


これから着物の買取業者さんにお願いしようと思ったら、喪服は例外的に考えたほうが良いでしょう。


一般的には喪服の買取はそう広く行われていません。


中古の着物を扱っている店舗では、特別な場に着用する喪服のニーズは僅少だからです。


それを承知で、捨てるのにしのびないというのであれば、ほんのひとにぎりとはいえ、喪服を買ってくれる業者さんもありますから、そうした会社に問い合わせたほうが効率が良いと思います。


着物の買取ではじめに突き当たる壁、それは買取業者を決めるときに何を判断材料にしたらいいか、です。


現在は、ネットで簡単に多くの業者を見つけ、全国を対象に探せるので選ぶのは却って難しいといえます。


よく見かける町の古着屋でも、着物を買い取る店が多いでしょうが、着物としての価値を追求するなら、専門の業者でないとわかってもらえません。


専門店ならではの、着物に関する知識と経験が豊富な鑑定人がいると考えられ、不当に低く見積もられることは少ないでしょう。


16:48


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