知っておきたい着物買取のコツ

2020年03月10日(火)
【日本の伝統的な民族衣装である着物は、振袖など着物と】
日本の伝統的な民族衣装である着物は、振袖など着物としての役割、素材、色や柄などによって様々に格付けされます。


買い取るとき、絶対的な価値を持っているのは産地がその名につくブランド品です。


たとえば大島紬、本場黄八丈のような着物好きの方なら、その特長をよく知っている有名ブランドの着物は中古でも人気があり、高額買い取りもよく耳にします。


当然、傷や汚れがあれば価値は大幅に下がりますし、証紙によって産地や生産者を保証しないといけないことはどの着物でも変わりません。


着物の買取ではじめに突き当たる壁、それはどの業者を選べばいいのか、何を判断材料にしたらいいか、です。


インターネットであっという間に業者を見つけ、全国の業者と取引できるので決め手がなければ選べないでしょう。


たいていの古着屋で、着物の買取も行うでしょうが浴衣や安い着物ではないというなら、着物専門の買取業者に持って行くのが賢明です。


専門のお店だからこそ、着物についてよく知っている鑑定人の目を通せるので大きな損はしないで済むでしょう。


タンスの奥には何枚も着物がしまわれていて、かさばる着物をお店に運ぶのも大変だし業者はたくさんあり、どこが良心的なのかそこから調べるのかと思って、ずるずると先延ばしにしていました。


最近の買取サービスは進んでいて、着物も宅配で買い取りするところが増えてきているそうでいいお店をランキングサイトで調べ、うちの着物を高く買い取ってくれるところを何とか見つけたいと思っています。


着物買取業者に持ち込むとき、着物そのものや、帯の他それに合った小物類、帯締めや帯揚げなども買い取りもできるので、聞いてみましょう。


ただし、襦袢は買い取らないケースがほとんどです。


襦袢は下着の位置づけなので着用されたものは誰も買わないためです。


例外もいくつかあります。


たとえば正絹であまり古くなく未使用のもの、柄行が珍しいものなど需要はあるかもしれず、買い取りできるかもしれません。


査定はたいてい無料なので、出してみてはいかがですか。


着なくなった着物を買取に出すと、絹物は紬などの堅物も含めて案外高値がつくことがあり、モノがわからないときは査定で見てもらいましょう。


ただし化学繊維やその混紡着物、ウールなどは、本来の価格が低いですから、小額でも買い取ってくれるなら良いほうで、値段がつかない(引き取れない)こともあります。


どちらかというと専門店より古着屋さんのほうが、古着として買い取ってくれることが多いでしょう。


15:54


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